「おい、melOn、つまらない前々回は資格試験の話で、今回は勉強会の話か?音楽の四方山話はどこへ行った!?」

最近、ブログのタイトルを裏切る内容が続いて、大変申し訳ありません。
今後は音楽の話も増やしていきますので、今回だけはご容赦を。

去る6月23日(土)、都内某所で行われたインフラ勉強会の半年記念イベントに参加してきました。
自分はゴリゴリのシステム屋さんではないですが、自分の腕を磨き、見識を深めるため、色々なイベントに顔を出したり、参加したりしてきました。

今回、参加したのはそのうちの一つ「インフラ勉強会」の設立半年記念のイベント。
自分はあまり積極的に参加していないですが、泥酔した状態で発表をしたり、あちこちに喧嘩を売ったり情報交換に参加したりと色々関わってきました。

当日は、護身用具自己紹介グッズと、ご縁があっていただけるというネットワーク機器を持ち帰るための袋を用意して渋谷へ・・・。


余談ですが、丈夫な布袋を買った渋谷のロフトでは、最近日本デビューを果たしたアイドル・グループ、SEVENTEENとのコラボレーション・カフェをやってました。ファンの女性で入場制限がかかってましたね。

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さて、今回のイベント、会費はPaypalで事前に支払い、入館受付時に必要な画面はQRコードを使って呼び出し、会場では参加者は全員名札を使用していました。

このシステムは非常に便利で、支払いに時間を取られることもなければ、金銭の授受にまつわるトラブルも避けられるなど、とても快適でした(もちろん、100人規模のイベントだからできる面も大きいでしょうが)。

あと、当日は名札(カードホルダーを持ち込んでいる人もいた)を着用して、名前やTwitterなどのアカウント、飲酒等の可否などを表明できたのは良かったです。発言内容は覚えていても、直接お会いする機会のない人と話すことが多いので、目印になるものがあると便利ですね。

自分も当日、PC経由で色々な文字列を表示させる名札と、自前の名刺(こちらはあまり使わなかったけど)を用意しました。

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さて、今回のイベントは半年記念ということで、技術の話題よりも設立経緯や現在に至る流れについてのまとめが主流でした。

ざっくりいえば、少数のメンバーで始めた勉強会は、とびぬけた技術を持った人だけでなく、色々な技術、経験を持った人が学べる場、発表する場として、着実に拡大し、現在では2500人が登録するまでになったということです。

また、発表テーマも多岐に渡っていて、PCパーツショップで働いていた方のパーツ講座や、メイドカフェから中継する簿記講座(余談ですが、この回の次が自分の発表でした)、分厚い書籍の輪読会など、各人がの興味や特技を活かして、色々な勉強会を開いています。ただ、初心者向けの企画は少なくなってきているので、その点は課題という指摘もありました。

それ以外にも、、技術者向けの書籍を発表しているような方が、一発表者として参加したり、参加者として登壇者に鋭い質問を投げかけたりする一方で、新しい分野に挑戦している方が、基本的だけど上級者が見落としがちなポイントについて確認したりと、登壇者を含む、参加者同士のコミュニケーションで、コンテンツがを作っている点にも言及されてました。

発表の内容以外に目を向けると、当日は、大阪でも同時に開催し、東京で行なっている発表を大阪で視聴したり、大阪の発表を東京で視聴したりしている点も斬新でした。また、配信内容自体は一般公開していたので、都市部に来れない方や、子育て中の方が、両会場以外のところから参加している(これはチャットやSNS経由で確認できた)のも面白かったです。

ここで、いち参加者の立場から、当日の発表も踏まえて、インフラ勉強会のメリットを簡単にまとめたいと思います。

1.性別、年齢、学歴、職歴が異なる人達と知り合うきっかけになる
インフラ勉強会の登壇者、参加者には色々な人がいます。PCショップでパーツを売っていた人や、大学院で畑違いの分野の研究をしていた人、ソフトウェア会社で開発をしている人から、コンプライアンスに煩い大企業で管理の仕事をしている人などなど、参加者のバックグラウンドは多種多様です。ただ、多くの人はITインフラ(以外のテーマも多いけど)への興味という共通点を持って参加しています。職場や学生時代の友人、ご近所付き合いとは違う形で他人とコミュニケーションを取れる勉強会は、ともすれば同じような価値観の人と付き合いがちな私達にとって、視野を広げたり考えを柔軟にする良い機会だと思います。

2.自分のペースで参加できる
オンラインのインフラ勉強会は、平均すると1回1時間弱、1日1コマ~3コマ、週7日のペースで開かれています。これは、職業訓練の学校や通信教育に比べると非常に多い分量です。これは見方を変えれば「全部の勉強会に参加している人、参加できる人はいない」って意味でもあります。自分が興味のあるもの、必要あるものに絞ってマイペースに参加できることは大きいと思います。実際、育児などを理由に、外部のセミナーに参加できない方が、インフラ勉強会で登壇したことは何度もあります(過去には、発表中に子供や奥さんの声が聞こえたことも)。この敷居の低さが始めやすく、途中で挫折しても復帰しやすい雰囲気づくりに一役買っていると思います。

3.自分なりのアプローチで貢献できる
「インフラ勉強会」と銘打ってますが、勉強会のテーマは多岐に渡ります。特定の技術に関するものから、ソフトウェアのハンズオン(手を動かしながら学ぶ機会)、資格試験の反省会まで、その範囲は多岐に渡ります。自分の得意な分野、学びたい分野、伝えたいことのある分野で、他の人に有益な情報を提供できるのは大きいと思います。

最後に
最後になりましたが、運営の皆さん、懇親会や二次会で声をかけてくださった皆さん。ネットワーク機器や書籍をくださった@hmatsuさん。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

 いただいた書籍や機材の写真。

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